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樹脂枠とは?メリット・デメリット・価格比較・補助金まで徹底解説

樹脂枠とは?窓リフォームで注目される理由とメリット

家を建てる、リフォームをする。そんなとき意外と見落とされがちなのが「窓枠の素材」です。窓枠の素材次第で、室内の温度・結露・防音・光熱費まで大きく変わります。

近年、窓まわりの選択肢として注目を集めているのが「樹脂枠樹脂サッシ)」です。日本国内の普及率は39%にとどまる一方、北海道では約90%、欧米先進国でも60%以上樹脂サッシを採用しています。寒暖差の大きな地域ほど効果を実感しやすい素材といえます。


この記事では、樹脂枠の基礎知識から、アルミ・木製・複合サッシとの比較表、主要メーカー4社の製品比較、2026年度の補助金、施工事例、よくある質問までを徹底解説します。栃木県・宇都宮市で窓リフォームをご検討の方にも、すぐに役立つ情報を盛り込みました。


樹脂枠とは何か

樹脂枠とは、塩化ビニル樹脂(PVC)を主成分とした窓のフレーム素材で、業界では「樹脂サッシ」とも呼ばれます。住宅の窓まわりに用いられる代表的な素材としては、ほかにアルミ枠・木枠・樹脂+アルミ複合サッシがあり、それぞれ性能・価格・耐久性が大きく異なります。


日本における樹脂サッシの普及率は39%(2025年度・樹脂サッシ工業会調べ)にとどまる一方、欧米先進国では60%以上、北海道では約90%樹脂サッシです。この数字は、日本の本州〜九州エリアで樹脂枠の選択がまだ「先進的」な位置づけであることを示しています。

参照:樹脂サッシ工業会「樹脂サッシとは」


ここで扱う内容は次のとおりです。

  • ・窓やサッシに使われる素材としての樹脂枠の特徴
  • ・アルミ枠・木枠・複合サッシとの基本的な違い

順番に整理していきます。



窓やサッシに使われる素材のひとつ

樹脂枠塩化ビニル樹脂(PVC)を主成分とする窓フレームで、住宅・マンションを問わず広く採用されています。アルミより熱を伝えにくく、木材より腐食やシロアリのリスクが低いことから、断熱性能とメンテナンス性のバランスに優れた素材として評価されています。


塩化ビニル樹脂は加工性が高く、複雑なフレーム形状や中空構造を作りやすいのも特徴です。中空部分に空気層を持たせることで断熱性能をさらに高められるため、近年は4枚壁構造・5枚壁構造といった高断熱仕様の樹脂枠も登場しています。


アルミ枠・木枠との違い

アルミ枠は強度と価格バランスに優れるものの、熱伝導率の高さから断熱性能で不利です。

木枠は意匠性と断熱性能を両立できますが、3〜5年ごとの塗装更新が必要で、ライフサイクルコストが高くなりがちです。樹脂枠はこの2素材の中間にあたるポジションで、断熱性能と耐候性を両立しつつメンテナンス頻度を抑えられる点が強みです。

近年主流の「樹脂+アルミ複合サッシ」は、外側にアルミ・内側に樹脂を組み合わせた構造で、屋外側の耐候性と屋内側の断熱性を両立する設計です。完全な樹脂サッシ(オール樹脂)との違いは、後述の比較表で詳しく整理します。


樹脂枠のメリット

樹脂枠は数ある窓素材の中でも、住宅の快適性に直結するメリットを多く備えています。ここでは特に効果が大きい3つのメリットを解説します。

ここで扱う内容は次のとおりです。

  • 断熱性能が高く、結露しにくい
  • ・防音効果にも優れている
  • ・デザインやカラーが豊富

順に見ていきます。


断熱性能が高く結露しにくい

樹脂は熱伝導率がアルミの約1,000分の1と非常に低いため、外気温の影響を室内に伝えにくい素材です。窓全体としても、樹脂枠+複層ガラスはアルミ枠+単板ガラスに対して約2.6倍の断熱効果を発揮するとされ、夏は室内を約2度低く、冬は約4度高く保つ実測例があります。

具体的な数値で見ると、複層ガラス+樹脂枠の熱貫流率は1.4W/㎡・K、三層ガラス+樹脂枠では0.94W/㎡・Kまで下がります(出典:樹脂サッシ工業会/エクセルシャノン)。一方、アルミ枠+単板ガラスの一般的な熱貫流率は6.5W/㎡・K前後とされ、樹脂枠との差は最大6倍以上にもなります。熱貫流率は数値が小さいほど熱を逃がしにくく、室温保持に有利な指標です。

参照:樹脂サッシ工業会「樹脂サッシの効果」


数値が示すとおり、冬場に窓表面温度がほぼ室温と同じ水準まで保たれるため、ガラス面・サッシ面いずれも結露が発生しにくくなります。実務でも、リアンコーポレーション窓リノベ本舗)の宇都宮市内施工事例では「結露で窓枠が腐ってしまった」状態から樹脂枠+複層ガラスへの交換で結露が解消したケースを複数確認しています。

詳しくは窓断熱リフォーム 省エネリフォーム 小山市の事例をご覧ください。


防音効果にも優れる

樹脂枠は気密性が高く、車・電車・人の話し声といった外部騒音を効率よく遮断します。室内の音が漏れにくいため、ピアノ・子どもの声・ペットの鳴き声などで近隣に気を遣う家庭にも適しています。

防音性能の指標は、JIS A 4706(サッシ)におけるT等級で表現されます。樹脂枠+複層ガラスはT-2等級(25dB減衰)以上を確保する製品が多く、内窓追加で二重窓化するとT-3等級(30dB減衰)相当まで向上します。例えば屋外70dBの交通騒音が、樹脂枠+内窓二重構成で40dB台の図書館レベルまで下がる計算です。

防音重視であれば、リアンコーポレーションの窓断熱プランの中でも、内窓を追加する一部屋断熱プラン以上が選択肢になります。詳しくはリアンコーポレーションの3つの断熱リフォームプランでご確認ください。


デザインやカラーが豊富

樹脂枠は素材そのものに顔料を練り込んで成形するため、ホワイト・グレー・ブラック・木目調まで多彩なカラーを展開しています。引き違い窓・縦すべり出し窓・FIX窓・上げ下げ窓など、開閉方式の自由度も高く、外観・内観のテイストに合わせて選びやすい素材です。

主要メーカーのフレーム色は標準で4〜8色ライン、ウッド調・マット仕上げを含めると10色を超える展開もあります。アルミ枠の塗装と異なり、樹脂は素材そのものに顔料を練り込む方式のため、経年での色落ち・剥がれが起こりにくい点もメリットです。



樹脂枠のデメリット

メリットの多い樹脂枠ですが、選定にあたって知っておくべきデメリットも存在します。事実を公平に押さえたうえで判断したい方のために、代表的な3つを整理します。

ここで扱う内容は次のとおりです。

  • ・強度がアルミに比べて弱い
  • ・価格がやや高め
  • 紫外線による劣化のリスク

具体的に紐解いていきます。


強度がアルミに比べて弱い

樹脂はアルミに比べて素材自体の剛性が低いため、同じサイズの窓ではフレームを太く・厚くする必要があります。

その結果、開閉時の操作感が重く感じられたり、窓全体の重量が増したりするケースがあります。


実際には、現在の樹脂枠は内部に鋼製芯材(補強材)を入れることで強度を確保しています。住宅で一般的に使われる窓サイズ(幅2,000mm程度まで)では強度面で問題が出るケースはほぼなく、大開口の掃き出し窓でもメーカー指定のサイズ範囲内であれば構造的に安心です。


価格がやや高め

樹脂枠は同サイズのアルミサッシと比較すると初期費用が高くなる傾向があります。素材コストと加工コストの両面で差が出るため、リフォーム全体の予算に影響しやすい点には注意が必要です。

参考価格として、リフォーム市場での樹脂枠(複層ガラス仕様)の㎡単価は約8〜12万円、アルミ枠は約4〜6万円、樹脂+アルミ複合は約6〜9万円、木製サッシは約15〜20万円が目安です(材工込み・2026年時点・業者ヒアリングベース)。初期費用差はあるものの、後述の補助金活用で実質負担を半額以下に抑えられるケースもあります。


紫外線による劣化のリスク

塩化ビニル樹脂は紫外線によって劣化する性質があり、長期的には色あせ・表面の白濁・微細な割れが発生する可能性があります。特に南面・西面の強い日射を浴びる窓では、劣化リスクに対する配慮が必要です。

ただし現在の樹脂枠は、UV安定剤・カラー樹脂技術・促進耐候性試験の3つの観点で大きく進化しており、最新製品は30年以上の品質維持が可能とされています。


その技術的根拠は、主に3つあります。

第一に、現在の樹脂枠にはUV安定剤(光安定化剤・酸化チタン系顔料)が標準配合されており、紫外線によるPVC分子鎖の切断・黄変を抑制する設計になっています。


第二に、各メーカーは出荷前にJIS A 1415(プラスチック建築材料の促進耐候性試験)に準拠した試験を実施し、サンシャインウェザーメーターによる人工促進試験で実暴露30年相当の耐候性を確認しています。


第三に、主要メーカーの製品保証では、フレームの変形・著しい変色について10〜15年の保証が付くケースが一般的です。例えばYKK AP・LIXIL・三協アルミの樹脂窓は、いずれも10年保証以上の体系を整えています。


実務的には、宇都宮市の戸建てで南面・西面に樹脂枠を採用する場合、夏季の強い西日対策として遮熱Low-E複層ガラス(日射熱取得型ではなく日射熱遮蔽型)を組み合わせる選定がセオリーです。リアンコーポレーション窓リノベ本舗では、現地調査時にこの方位・遮熱仕様の組み合わせ提案まで含めて見積もりを出しています。詳しくはリアンコーポレーション窓リノベ本舗の強みをご覧ください。


樹脂枠と他素材の比較

樹脂枠の特徴をより明確にするために、アルミ枠・木製サッシ・樹脂+アルミ複合サッシと比較してみます。素材ごとの強み・弱みを把握すれば、ご自宅に最適な選択肢が見えてきます。

ここで扱う内容は次のとおりです。

  • ・4素材の総合比較表(熱貫流率・価格・耐用年数・耐候性ほか)
  • ・アルミ枠との断熱性能差
  • ・木製サッシとの価格・耐久性比較

ひとつずつ確認していきます。


4素材の総合比較表

樹脂・アルミ・木製・樹脂+アルミ複合の4素材を、熱貫流率(U値)・価格㎡単価目安・耐用年数・耐候性・メンテナンス頻度・防音性・デザイン自由度・断熱等級適合性の8項目で並べると、樹脂枠の立ち位置がよく分かります。

項目 樹脂枠 アルミ枠 木製サッシ 樹脂+アルミ複合
熱貫流率(U値) 0.94〜1.4W/㎡・K 6.5W/㎡・K前後 1.5〜2.0W/㎡・K 2.3〜3.5W/㎡・K
価格㎡単価目安 約8〜12万円 約4〜6万円 約15〜20万円 約6〜9万円
耐用年数 30〜50年 20〜30年 15〜25年 25〜35年
耐候性 高(UV対策必要) 非常に高い 低(塗装更新必須) 非常に高い
メンテナンス頻度 低い 低い 3〜5年ごと塗装 低い
防音性 高(T-2〜T-3) 低〜中
デザイン自由度 高(10色超) 非常に高い 中〜高
断熱等級適合 等級6〜7対応 等級4以下 等級5〜6 等級5前後

※熱貫流率の数値は樹脂サッシ工業会「樹脂サッシの効果」および国土交通省の地域区分別基準値を参照。価格・耐用年数は2026年5月時点の業者ヒアリングベース。

出典:樹脂サッシ工業会「樹脂サッシの効果」


この比較表からわかるように、樹脂枠は「初期費用は中位、断熱・耐用年数・メンテ頻度で総合的に優位」のポジションです。総コスト(初期+メンテナンス+光熱費差)で見ると、20年スパンでアルミ枠より安くなるケースも珍しくありません。


アルミ枠との断熱性能差

アルミ枠は熱を伝えやすい素材のため、外気の暑さ・寒さを室内に持ち込みやすい構造です。冬季にはアルミフレームが冷え切ってフレーム伝いに結露が発生しやすく、断熱性能の指標でも樹脂枠と大きな差が出ます。

熱伝導率では、アルミが約200W/m・K、樹脂が約0.17W/m・Kで、その差は約1,000倍以上です。窓全体(フレーム+ガラス)での熱貫流率の差が「約2.6倍の断熱効果」になるのは、ガラス部分の影響も合わせた総合性能だからです。


木製サッシとの価格・耐久性比較

木製サッシは独特の温かみと意匠性が魅力ですが、定期的な塗装メンテナンス・湿気対策が欠かせません。樹脂枠は初期費用こそ木製より低めですが、メンテナンス頻度の少なさと耐用年数の長さで総コストを抑えやすい素材です。

木製サッシは意匠性に優れる反面、3〜5年ごとの塗装更新が必要で、ライフサイクルコストは樹脂枠より高くつくケースが多いです。デザインで木の質感を求める場合は、樹脂枠のウッド調カラーで代替する選択が現実的です。


主要メーカー別の樹脂枠製品比較

樹脂枠リフォームを検討する際、最終的に直面するのが「どのメーカーのどの製品を選ぶか」という壁です。国内の主要メーカー4社が出している代表的な樹脂枠製品を、熱貫流率・対応ガラス・色ラインナップ・特徴で並べてみます。

ここで扱う内容は次のとおりです。

  • YKK AP(APW330・APW430・APW430+)の特徴と性能
  • LIXIL(EW・EW for Design)の特徴と性能
  • 三協アルミ(アルジオ)の特徴と性能
  • エクセルシャノン(シャノンウインドUFシリーズ)の特徴と性能
  • ・主要4メーカー樹脂枠の一覧比較表

順番に見ていきます。


YKK AP(APW330・APW430・APW430+)

YKK APの樹脂窓ラインナップは、住宅向けに最も流通量が多いシリーズです。スタンダードのAPW330は熱貫流率1.31W/㎡・K(複層ガラス仕様)、ハイグレードのAPW4300.90W/㎡・K(トリプルガラス)、最上位のAPW430+0.78W/㎡・K(真空トリプルガラス)を実現しています。フレーム色は標準4色+オプションでウッド調が選択でき、寒冷地から温暖地まで全国対応です。

参照:YKK AP「APW 330」公式ラインアップ



LIXIL(EW・EW for Design)

LIXILの樹脂窓EWシリーズは、環境省LD-Tech認証取得済みのトップグレード製品です。標準仕様の熱貫流率は1.3W/㎡・K前後(Low-E複層ガラス・樹脂スペーサー・アルゴンガス入り)で、寒冷地向けにはトリプルガラス仕様(アルゴンガス入り)も用意されています。色は標準のピュアホワイトに加え、EW for Designではチェリー・オークの木調色が選べます。北海道地区専用カタログも別途用意されているため、寒冷地リフォームでも安心です。

参照:LIXIL「EW」公式ページ



三協アルミ(アルジオ)

三協アルミのアルジオは、樹脂+アルミ複合と完全樹脂仕様の2系統を持つシリーズです。完全樹脂仕様の熱貫流率は1.5W/㎡・K前後で、JIS A 4710の試験値ベース。仕様によって樹脂アルミ複合・標準ガラスでは1.95W/㎡・Kとなるケースもあるため、選定時は仕様明細の確認が必要です。

参照:三協アルミ「省エネルギー基準について 自己適合宣言書」



エクセルシャノン(シャノンウインドUFシリーズ)

樹脂サッシ専業メーカーであるエクセルシャノンのUFシリーズは、フレーム断熱性能(Uf値)を従来比約40%高めた製品で、最上位モデルでは窓全体の熱貫流率0.68W/㎡・Kを達成しています(出典:エクセルシャノン)。フレーム内部にウレタンフォーム充填の二重構造で、寒冷地・北海道での採用実績が豊富です。

参照:エクセルシャノン「シャノンウインドUFシリーズ」



主要4メーカー樹脂枠の一覧比較表

主要4メーカー5製品を一覧で比較すると、選定の指針が見えやすくなります。

メーカー/製品 熱貫流率(Uw値) 対応ガラス 主な特徴
YKK AP APW330 1.31W/㎡・K Low-E複層 流通量最多・コスパ重視の温暖地向け
YKK AP APW430 0.90W/㎡・K トリプルガラス 寒冷地・高断熱住宅向けハイグレード
LIXIL EW 1.3W/㎡・K前後 Low-E複層・トリプル LD-Tech認証・デザイン色展開も豊富
三協アルミ アルジオ 1.5W/㎡・K前後 Low-E複層 樹脂+アルミ複合と完全樹脂の2系統
エクセルシャノン UF 0.68W/㎡・K トリプル+ウレタン充填 樹脂専業・寒冷地最強クラス

※熱貫流率は各社公表値(Uw値、JIS A 4710試験値・計算値の代表値)。詳細仕様はサイズ・ガラス組合せにより変動するため、最終確認は各メーカーカタログで行ってください。

栃木県・宇都宮市の戸建てに採用するなら、APW330(温暖地6地域として十分)・LIXIL EW三協アルミ アルジオが価格バランスで第一候補となります。冬季最低気温が氷点下5度を下回る山間部の住宅であれば、APW430シャノンウインドUFまでグレードを上げる価値があります。

リアンコーポレーション窓リノベ本舗ではこれら主要メーカー製品の比較見積もりを無料で対応しているため、メーカー選定で迷う方はぜひ現地調査をご活用ください。


樹脂枠を選ぶ際のポイント

樹脂枠を選ぶ際は、単に断熱性能だけでなく、地域の気候・立地条件・施工業者の信頼性まで含めて総合的に判断することが大切です。ここでは選定時に押さえておきたい3つの観点を解説します。

ここで扱う内容は次のとおりです。

  • ・気候や立地条件に合った選択
  • 樹脂+アルミ複合サッシという選択肢
  • ・信頼できるメーカー・工務店選び

まずは①から見ていきます。


気候や立地条件に合った選択

樹脂枠の効果は、住まいの気候帯によって大きく変わります。寒冷地ほど断熱性能の差を体感しやすく、北海道など寒冷地での普及率90%超の背景にもこの実感性があります。

樹脂枠の選び方は地域の気候特性で大きく変わります。建築物省エネ法では全国を1〜8地域に区分しており、地域ごとに窓の熱貫流率基準が異なります。栃木県宇都宮市は5地域に該当し、求められる窓の熱貫流率は等級6(HEAT20 G2相当)で1.9W/㎡・K以下、等級7で1.6W/㎡・K以下です。

宇都宮市の冬季は最低気温が氷点下5度前後まで下がる日が年間20日前後あり、夏季は猛暑日(35度以上)が10日前後発生する寒暖差の大きな地域です。この気候特性を踏まえると、樹脂枠Low-E複層ガラス(遮熱型)の組み合わせが宇都宮市の戸建てに最もバランスが良い選定となります。

リアンコーポレーション窓リノベ本舗の宇都宮市内施工事例でも、この組み合わせが採用率の高い構成です。施工事例は窓断熱リフォーム ヒートショック対策 宇都宮市の事例からご覧ください。


樹脂+アルミ複合サッシという選択肢

樹脂+アルミ複合サッシは、屋外側にアルミ・室内側に樹脂を配置した複合型のサッシです。屋外側のアルミが紫外線・雨風・酸性雨に強く、室内側の樹脂が断熱性能と結露抑制を担います。完全樹脂よりも価格を抑えつつ、アルミ単体よりも断熱性能を確保したい場合の現実的な選択肢です。

国土交通省の住宅建材使用状況調査では、新築住宅で最も多く採用されているサッシは「アルミ樹脂複合サッシ(採用率67.5%)」とされており、完全樹脂サッシ39%にとどまります。完全樹脂への移行が進みつつあるものの、コストと耐候性のバランスから複合サッシも依然として有力な選択肢です。


信頼できるメーカー・工務店選び

樹脂枠の性能を最大限引き出すには、信頼できるメーカー製品の選定と、施工技術の高い工務店選びが欠かせません。気密性・断熱性は施工精度に大きく左右されるため、樹脂サッシの取り扱い経験が豊富な施工会社を選ぶことが重要です。

工務店選びでは、補助金申請まで一貫対応できるかも重要なチェックポイントです。先進的窓リノベ2026事業では、施工業者が事前登録を済ませた登録事業者でないと申請ができない仕組みになっており、登録事業者を選ぶだけで申請ミスのリスクを大幅に減らせます。

リアンコーポレーション窓リノベ本舗はLIXILリフォームコンテスト受賞実績を持ち、一級建築士・一級建築施工管理技士が在籍。先進的窓リノベ事業の登録事業者として補助金申請までワンストップで対応しています。詳しくはリアンコーポレーション窓リノベ本舗の補助金活用提案をご確認ください。


樹脂枠リフォームに使える補助金(2026年度版)

2026年度の樹脂枠リフォームでは、国の「先進的窓リノベ2026事業」が最大の補助金制度です。住宅1戸あたり最大100万円までの補助が受けられます。樹脂枠は対象工事の中でも特に手厚く補助されるため、活用しない手はありません。

ここで扱う内容は次のとおりです。

  • 先進的窓リノベ2026事業の概要と申請期間
  • 樹脂枠の補助単価表(内窓設置・外窓交換・ガラス交換)
  • ・2025年からの主な変更点と注意事項

順番に整理していきます。


先進的窓リノベ2026事業の概要と申請期間

先進的窓リノベ2026事業は、環境省・経済産業省・国土交通省が連携する省エネリフォーム補助金制度です。樹脂枠を含む高性能窓への交換工事が対象で、補助対象となるのは熱貫流率Uw1.9W/㎡・K以下の窓に限られます。事業期間は2025年11月28日着工分から2026年12月31日工事完了分まで(予算上限到達次第終了)。

参照:先進的窓リノベ2026事業【公式】


樹脂枠の補助単価表(内窓設置・外窓交換・ガラス交換)

樹脂枠リフォームの代表的な工事区分ごとに、戸建住宅の補助単価(1箇所あたり)を整理します。

工事区分 グレード サイズ 補助単価
内窓設置 SS(Uw1.1以下) 大/中/小 112,000円/58,000円/28,000円
内窓設置 S(Uw1.5以下) 大/中/小 74,000円/40,000円/20,000円
外窓交換(カバー工法) SS/特大〜小 特大/大/中/小 266,000円/188,000円/118,000円/46,000円
外窓交換(はつり工法) SS/特大〜小 特大/大/中/小 220,000円/156,000円/98,000円/38,000円
ガラス交換 SS/大〜小 大/中/小 46,000円/32,000円/14,000円

出典:LIXIL「住宅省エネ2026キャンペーン 先進的窓リノベ2026事業」

例えば樹脂枠で「外窓交換カバー工法・SSグレード・大サイズ」を6箇所実施した場合、188,000円×6=1,128,000円となり、1戸あたり上限100万円の補助が満額まで活用できます。窓6箇所以上の交換でも実質的に上限到達するイメージです。


2025年からの主な変更点と注意事項

2026年度は2025年度から以下の変更がありました。

第一に、補助対象の最大額が200万円から100万円に減額されました(住宅1戸あたり)。

第二に、内窓設置のAグレード(Uw1.9以下)が補助対象から外れ、SS・Sのみ対象となりました(外窓交換のAグレードは継続)。

第三に、窓サイズに新たに「特大」区分が追加され、大型窓の補助単価が引き上げられました。

第四に、申請額が予算上限に達した時点で受付終了となります。過去年度の傾向では年後半に駆け込み需要で予算消化が加速するため、検討中の方は早めの着手が安全です。

リアンコーポレーション窓リノベ本舗は先進的窓リノベ事業の登録事業者として申請代行に対応していますので、補助金活用を前提に検討する方は無料現地調査からご相談ください。


樹脂枠リフォームの施工事例(窓リノベ本舗)


栃木県内で実際にリアンコーポレーション窓リノベ本舗が手がけた樹脂枠リフォーム事例を紹介します。リアンコーポレーション(親会社)はグループ全体で15,000件以上の施工実績を持ち、一級建築士・一級建築施工管理技士が在籍する地域密着リフォーム会社です。

ここで扱う内容は次のとおりです。

  • ・宇都宮市・部屋の寒さ対策事例(樹脂内窓追加)
  • ・宇都宮市・脱衣所のヒートショック対策事例
  • ・小山市・結露で窓枠が腐ったケースのまるごと断熱

それぞれ具体的に紹介します。


宇都宮市・部屋の寒さ対策事例(樹脂内窓追加)

宇都宮市内の戸建てで「部屋が寒くて毎日悩んでいた」というお客様の事例です。既存のアルミサッシは残したまま、室内側に樹脂枠の内窓(インプラス相当)を追加する一部屋断熱プランで施工しました。窓1箇所あたり半日〜1日で工事完了し、即日から体感温度が向上。先進的窓リノベ2026事業のSグレード補助も活用されました。

事例の詳細は窓断熱リフォーム 宇都宮市の事例をご覧ください。


宇都宮市・脱衣所のヒートショック対策事例

宇都宮市の戸建てで、脱衣所の急激な温度差によるヒートショックを懸念されたお客様の事例です。脱衣所と浴室の窓に樹脂枠Low-E複層ガラスの内窓を設置し、冬場の脱衣所温度が施工前の8度前後から施工後14度前後まで上昇しました。高齢のご家族の入浴時の安心感が大きく改善された事例です。

詳細は窓断熱リフォーム ヒートショック対策 宇都宮市の事例をご覧ください。


小山市・結露で窓枠が腐ったケースのまるごと断熱

小山市内の戸建てで、長年の結露が原因で既存窓枠の木部が腐食してしまったお客様の事例です。既存窓を樹脂枠+複層ガラスにまるごと交換する「まるごと断熱プラン」で施工。結露の根本原因が解消され、窓枠の劣化進行も止まりました。先進的窓リノベ事業の外窓交換カバー工法・SSグレードで補助金を満額活用された事例です。

事例の詳細は窓断熱リフォーム 省エネリフォーム 小山市の事例からご覧ください。


樹脂枠に関するよくある質問



樹脂枠リフォームを検討する際に多く寄せられる質問を5つにまとめました。

ここで扱う内容は次のとおりです。

  • ・Q1. 樹脂枠と樹脂+アルミ複合サッシ、どちらを選ぶべき?
  • ・Q2. 既存の木枠から樹脂枠への全面交換は可能?
  • ・Q3. 樹脂枠の寿命はどれくらい?
  • ・Q4. 樹脂枠のカラーは何色から選べる?
  • ・Q5. 樹脂枠にすれば結露は完全に防げる?

ひとつずつ確認していきます。


Q1. 樹脂枠と樹脂+アルミ複合サッシ、どちらを選ぶべき?

A. 断熱性能と快適性を最優先するなら完全樹脂サッシ、初期コストを抑えつつ一定の断熱性能も確保したいなら樹脂+アルミ複合サッシが選択肢になります。栃木県(5地域)で断熱等級6〜7を目指すなら完全樹脂サッシ+Low-E複層ガラスの組み合わせが現実的です。等級5止まりで十分という場合は複合サッシでも基準を満たせます。


Q2. 既存の木枠から樹脂枠への全面交換は可能?

A. 可能です。工法としては「カバー工法」「はつり工法」「内窓設置」の3パターンがあり、既存窓枠の状態と外壁仕上げの種類によって最適な工法を選定します。カバー工法は既存窓枠を残したまま樹脂枠を被せる方法で、工期1日・低コストで済む点が強みです。木枠の劣化が激しい場合ははつり工法(既存窓枠を撤去)で根本対応します。

詳しくはリアンコーポレーション窓リノベ本舗の3つの断熱リフォームプランをご覧ください。


Q3. 樹脂枠の寿命はどれくらい?

A. 一般的に30〜50年とされ、アルミ枠の20〜30年・木製サッシの15〜25年と比較して最長クラスです。UV安定剤の進化により紫外線劣化リスクも抑えられており、JIS A 1415の促進耐候性試験で実暴露30年相当の耐候性が確認されています。各メーカーの製品保証も10〜15年体系が一般的で、長期使用への信頼性は高い水準にあります。


Q4. 樹脂枠のカラーは何色から選べる?

A. 主要メーカーの標準ラインで4〜8色、ウッド調・マット仕上げを含めると10色を超える展開もあります。YKK APは標準4色+木調オプション、LIXILはピュアホワイトに加えチェリー・オークの木調色、エクセルシャノンは標準4色構成です。素材そのものに顔料を練り込む方式のため、経年での色落ち・剥がれが起こりにくいのも特徴です。


Q5. 樹脂枠にすれば結露は完全に防げる?

A. 「ほぼ防げる」が正確な答えです。樹脂枠+複層ガラスへの交換で結露発生は劇的に減りますが、室内の湿度が極端に高い場合(加湿器の使い過ぎ・浴室の換気不足など)は依然として結露が発生する可能性があります。換気と湿度管理(室内湿度50〜60%)を併せて行うことで、結露をほぼゼロにできます。

結露でお悩みの方も、リアンコーポレーション窓リノベ本舗なら現地調査で結露の原因(窓性能・室内湿度・換気経路)を多角的に診断したうえで最適な解決策をご提案できます。安心して断熱リフォームをスタートできるよう、まずは無料現地調査からお気軽にご相談ください。詳しくはリアンコーポレーション窓リノベ本舗の結露・カビ抑制をご覧ください。


樹脂枠は断熱・防音・耐久性で総合優位な窓素材


樹脂枠断熱性・防音性・耐久性・デザイン自由度の総合バランスで、現代の窓素材として最も推奨できる選択肢です。日本国内ではまだ普及率39%ですが、北海道や欧米先進国の事例が示すとおり、寒暖差の大きな地域ほど効果を実感しやすい素材といえます。

栃木県・宇都宮市の戸建てでは、樹脂枠Low-E複層ガラス(遮熱型)の組み合わせが冬の暖かさ・夏の涼しさ・結露対策・防音性のすべてを高水準で満たします。さらに2026年度は先進的窓リノベ2026事業最大100万円/戸の補助金を活用でき、実質負担を半額以下に抑えるチャンスでもあります。

ポイント 内容
断熱性能 熱伝導率はアルミの約1,000分の1。窓全体で約2.6倍の断熱効果
価格目安 ㎡単価約8〜12万円。補助金活用で実質負担を半額以下に圧縮可
補助金 先進的窓リノベ2026事業で戸建最大100万円。中サイズ内窓SS1か所58,000円
寿命・保証 30〜50年。主要メーカー製品保証10〜15年
推奨組合せ 栃木県5地域はLow-E複層ガラス(遮熱型)+樹脂枠が最バランス

リアンコーポレーション窓リノベ本舗は宇都宮市を中心にグループ15,000件以上の施工実績を持つ地域密着リフォーム会社です。一級建築士・一級建築施工管理技士が在籍し、補助金申請代行から現地調査・施工・アフターサポートまで一貫対応しています。樹脂枠リフォームをご検討の方は、まずは無料現地調査からお気軽にお問い合わせください。


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